« 2006年05月 | メイン | 2006年07月 »

2006年06月12日

ブログの危険性

私は独学サーバー管理者・プログラマー・Webデザイナー・・・である。
(デザインについては多少専門学校へも行ったが)
分からない事があれば、インターネット上で情報を探す。

しかし最近、無用な情報を多く目にする。

昔から「自分で必要な情報を探す」というスキルが必要なインターネットだが
ブログが盛んになる前までは、情報発信者はHTMLやCSSを使って情報公開をするというのが主流であった。
そのため、情報発信者のスキルが直接サイトの見た目に反映するというのが一般的だったのだ。
サイトを訪問した瞬間に、ある程度は情報発信者のスキルを把握できるため
その「第一印象」をもとに「疑い度★★★」的な色眼鏡で情報を選別すると
(私見ではあるが)正しい情報に早くたどりつくことができた。

それが今では通用しない。
しっかりと作りこまれたインターフェイスに加えて、立派なデザインのテンプレート。
小学生が朝学校へ行く前にチャチャッと書いても、学者が何年もかけて考えたことを
じっくりと書いたものだとしても、一見区別が付かない。
その情報を鵜呑みにして嵌ったり、他の(正しい)サイトと違うので悩んだりする原因だ。

また、分からない事を調べる場合に、一箇所の情報で問題解決するというのは稀である。
同じ検索ワードで更に検索をかけるか、一箇所目のサイトで得たキーワードを使って
更に検索をかけたりするわけだが、

まるで同じ内容のサイトが多数存在する。

有用な情報を自分のメモにするのであれば、わざわざ世界中に向けて発信する必要も無いわけで
著作権等の問題もあるだろうが、それ以前に人間性を疑ってしまう。
情報を求めている私は「どこかにきっと新しい情報を付け加えているはずだ」と
妙な期待で読んでしまい、非常に効率が悪い。

ネチケットなどという言葉が流行っていた頃が懐かしい。
これはインターネット利用者へ向けたエチケットだったわけだが
多くの人が情報を発信する今となっては、情報発信者向けのエチケットやルールが浸透して欲しいものだ。

さて、私も今日からは気を引き締めて情報発信をするとしよう。

投稿者 sio : 07:31

2006年06月07日

Movable Type 3.2を使ってみて。

以前3.1を使っていたが、別のサーバで必要となりインストールしてみた。
ほぼ順調だったのだが、若干はまったところのメモ。

なお、データベースにはMySQLを使用する。

前略・・・(笑)

シェルで

# cd ~/blog   ←Movable type をアップロードしたディレクトリ
# cp mt-config.cgi-original mt-config.cgi
としてmt-config.cgiを作成。

変更箇所は以下の通り。

28行目
CGIPath http://MYDOMAIN/blog/

35-39行目
ObjectDriver DBI::mysql
Database MT32        # MT32 <= データベース名
DBUser MT32USER     # MT32USER <= データベース接続ユーザ名
DBPassword PASSWORD  # PASSWORD <= 同パスワード
DBHost localhost
117行目
SendMailPath /usr/sbin/sendmail

幸い、mt-check.cgiでエラーが出なかったのでそのまま進むと
「インストールを続行」ボタンを押すところでエラー。

インストール中にエラーが発生しました: Access denied for user: 'MT32USER@localhost' to database 'MT32' at lib/MT/Upgrade.pm line 1094.

どうやらMT3.2ではデータベース接続ユーザに様々な権限が必要らしい。
参考→http://blog.woremacx.com/blog/

mysql> GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,DROP ON データベース名.* TO ユーザ名@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード';
としてデータベース接続ユーザを作成していたのだが、
mysql> GRANT ALL ON データベース名.* TO ユーザ名@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード';
とすることで、正常にインストール完了。

投稿者 sio : 19:18

2006年06月06日

XOOPS2.0.14を使ってみて

今更ながらXOOPSをいじってみた。
なかなか面白くて色々といじってみたが、ユーザ権限の設定が一番苦労する。
特に、サイト管理人以外にも「ユーザ管理ができる」ユーザBを置くと
とても大変なことに。。。
この中途半端な管理者Bが、本物のサイト管理人を編集できてしまい
その結果、データベースが書き換えられて、サイト管理人不在となってしまう。
たいしたデータも無かったので、練習がてらインストールしなおしたのだが
検証を兼ねて何度も試してみるのに、都度再インストールというのも辛い。
そこで、直接データベースを書き換えて管理者権限を復帰させてやることにした。


# mysql -u XOOPSUSER -p XOOPSDB

としてmysqlに接続。

mysql> select * from xoops_groups_users_link;

+--------+---------+-----+
| linkid | groupid | uid |
+--------+---------+-----+
|   6 |    2 |  1 | ←ここがサイト管理者(だった)
|   3 |    2 |  2 |
|   4 |    4 |  3 |
|   5 |    5 |  4 |
+--------+---------+-----+


サイト管理者はgroupid=1なので、uid=1のユーザを変更する。

mysql> update xoops_groups_users_link set groupid=1 where uid=1;

で管理者権限復帰。

レンタルサーバ等の場合でシェル操作が困難な場合にはphpMyadmin経由で
上記フィールドを変更。

投稿者 sio : 02:13